オイリュトミーとは

#eurythmie

オイリュトミーは、ギリシャ語の オイ=美しい リュトミー=リズム “美しいリズム”と名付けられた踊りです。言葉や音楽を、身体を通して表現する空間運動芸術です。

人が自ら、語り、歌うことを、身体を使って現わします。作品から感じたことを決められたしぐさ(母音、子音、ドレミ、音程など)を用いて表現します。動くことは楽しい! 何よりも心で感じることを大切にする踊りです。

音楽家や語り手が音を空間に響かせ、演奏し語るように、また、作品に込められた思いやメッセージも表現するように、オイリュトミーは身体を楽器として、音楽家や語り手と同じことを表現します。

音楽では、拍子、リズム、メロディー、音程、調整、モティーフなどを見える歌として、言葉では、母音子音の響きなどを見える言葉として表現します。

舞台は、音楽家と朗唱家と共に作り、そこに空間を染める照明が加わります。動きと響きと色で見る人を魅了します。よいオイリュトミーの舞台とは?見終わったときに身も心も元気になっていること、です。

シュタイナー教育では、人が自ら歌い、語る行為を身体芸術として表現するオイリュトミーの要素を、子どもたちの人間育成に用いています。

オイリュトミーは、人に関わるあらゆることに関連しているので、教育で教えられる全ての教科と関わっています。そのため、シュタイナー教育でオイリュトミーの授業は必須科目となっています。

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